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樹脂?プラスチック?
我々が普段から業務で行っている射出成形という加工は、プラスチック材料を使用します。
プラスチックの加工なので、『プラスチック成形』とか『樹脂成形』とか言います。
でも、樹脂って言われると違和感ないですか?樹の脂ですよ?
樹脂の元は樹液なのですが、樹液の中の揮発性成分が蒸発(固まる)したものを樹脂と呼びます。
木にくっついている黄土色のやつですね。
プラスチックというのは、人工的に作り出した樹脂を加工したものなんです。
なので、プラスチック成形とか樹脂成形って言うんですよね。
射出成形で使用する材料はペレットという粒なのですが、樹液感は、、、ないですね。笑
プラスチックと樹脂については、JIS(日本産業規格)にて定義されているようで、
樹脂=原料、
プラスチック=成形品
ということのようです。
プラスチック成形でも樹脂成形でも、どちらでも良いということですね。
では今日も変わらず、人工的に作り出された樹脂を加工してプラスチック製品を生産します。